【年金】ピンクの特別催告状は赤信号の合図!払えないときの対象法教えます。

【年金】ピンクの特別催告状は赤信号の合図!払えないときの対象法教えます。 コラム
こんな人に読んで欲しい!
  • 年金未払いのままだけど、大丈夫かな?支払うべき?
  • ピンクの【特別催告状】が届いたけどヤバイ?
  • 未納額が多すぎてとても一括では払えない!

年金をきちんと収めていない人の中には上記のような不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。

年金を未納のまま放置しておくと届く「催告状」。中でも特にヤバイのがピンク色の封筒で届く「特別催告状」と言われるものです。

【至急】などと書かれた、普段見ない色の封筒が届くと、なんだかとても不安になりますよね。

また、宛先から「未払い」や「未納」に関する内容だとは予想できても、「支払いたくてもその余裕がない。どうしたらいいの!」なんて人も多いかと思います。

実は私自身も転職したタイミングで年金の未払いが発生し、「催告状」を受けとった経験があります。受け取った瞬間、不安で嫌な汗が止まらなくなったことを覚えています。

この記事では、年金の未払いで届く「催告状」。なかでも特に緊急性の高い「特別催告状」が届いてしまった際の対処方について解説をしていきます。

これを読むことで正しい対処をすれば、「老後に年金が受け取れない。」といった事態や、未払いを続けること訪れる「差押」といった最悪のケースを免れることができます。

ピンク色の特別催告状であれば、まだ対処方は十分にあります。その場で一括支払いできなくても打てる手段はいくつかあるので、この記事を読んで正しい知識と正しい対応をしていきましょう。

年金の未納者に届く「特別催告状」とは?

日本の公的年金制度には20歳以上の全日本国民が加入する「国民年金」と、会社員や公務員が加入できる「厚生年金」の2種類があります。

厚生年金は勤め先が自動的に給与から天引きをして納付をしてくれます。しかし、国民年金に関しては自身で口座引き落とし、もしくはクレジット払いなど、振込みなどで支払いしなければなりません。

今回、この記事で取り上げる「特別催告状」と呼ばれるものが届くのは、「国民年金」の支払いを滞納している人に届く書類です。

国が運営をする日本年金機構より、「国民の義務である年金の支払いができていませんよ。支払ってくださいよー。」といった内容の通知となります。

特別催告状の色の意味は?

日本年金機構より届く「催告状」または「特別催告状」には種類があり、緊急性に応じて色分けがされています。

特別催告状の色の意味について。日本年金機構より届く「催告状」または「特別催告状」には種類があり、緊急性に応じて色分けがされています。
  • 催告状<特別催告状(青)<特別催告状(黄)<特別催告状(赤・ピンク)

と、上記のように4種類に分かれています。

未納が発生し、初めの催告状が届いても何も対処をせずそのままにしておくと、どんどんと緊急性の高い特別催告状に変わっていきます。青色、赤色と封筒の色が変わり、最終的にピンク色(赤色)の特別催告状が届きます。

内容は初めは「年金のお支払い、忘れてる分がありますよ~」といった軽いお知らせから、段々と「すぐに支払いをしなさい!」といった感じの強めの内容に変化していきます。

特別催告状を無視し続けると?

特別催告状、特にピンク色の特別催告状は「このまま支払いをしないとマズイことになりますよ。」という危険度が非常に高い最終警告の書類です。

このピンクの特別催告状が来ても無視を続けると、老後に年金がもらえなくなるだけではなく、財産の差押といった処置が施される可能性がでてきます。

特別催告状を無視し続けるとどうなるのか?最終催告状→督促状→差し押さえ予告通知書→差し押さえ

【特別催告状~差押】までの流れは下記の通りです。

  • 特別催告状(赤・ピンク)

↓↓↓

  • 最終催告状

↓↓↓

  • 督促状

↓↓↓

  • 差押予告通知書

↓↓↓

  • 差押実行

といった流れになります。

督促状の支払い期限が過ぎるまで未払いを続けてしまうと、「延滞金」が発生したり、日本年金機構から委託をうけた民間業者から「電話」や「自宅への訪問」が発生するようになります。

それでも支払いをしなければ、「差押予告通知書」が発行され実際に「差押」へと進んでいきます。

差押のさいには自身の財産だけでなく、世帯主や配偶者といった家族関係にあたる人の財産も差押の対象となってしまいますので、自身の問題だけではすまなくなることを理解しておくべきでしょう。

年金の特別催告状がきても払えないときは?

催告状が来ても払えない人は相談しよう

特別催告状が届いても、支払いをする余裕がない。そんなときは、最寄りの年金事務所もしくは役所の年金窓口へ相談をするとよいでしょう。相談をすることで、「分納」や支払いの「猶予」、「免除」といった手続きを行うことができます。

手遅れになる前に年金事務所に相談

支払いがどうしてもできない時の相談先は最寄りの年金事務所、年金相談センターもしくは役所の年金窓口に足を運んでください。

電話相談の窓口も設けられているので、いずれかの利用しやすい方になるべく早めの相談を持ち掛けるようにしましょう。

【電話で相談できる窓口】

  • ねんきんダイヤル:0570-05-1165
  • ねんきん加入者ダイヤル(国民年金加入者向け):0570-003-004

また、相談をするさいは自身の「年金基礎番号」がわかるよう年金手帳、もしくは届いた納付書などを持参していくとよいでしょう。

特別催告状が届いた時の対処法

特別催告状が届いたときの対処法として、年金事務所、もしくは年金相談センターで行える手続きは主に3つです。

  1. 分納する
  2. 「猶予」もしくは「免除」の手続きをする
  3. 学生が利用できる納付特例制度を利用する

1.分納する(分割払いをする)

年金事務所に分割で納付をしたい旨を相談すれば、分納用の納付書を発行してくれます。

2.「猶予」、「免除」の手続きをする

所得が一定以下という条件を満たしていれば、支払いの「猶予」や「免除」といった手続きができます。この手続きをすれば、年金「未納者」扱いからは除外されます。

手続きをすることで、障害年金や遺族年金の支給対象を維持できたり、老後の年金をちゃんと受けることもできます。(受給額に違いあり)

また、支払いの「猶予」や「免除」は所得に応じて金額が変わってきます。

  • 全額免除(免除額:16,540円)
  • 4分の3の免除(免除額:12,400円)
  • 半分の免除(免除額:8,270円)
  • 4分の1の免除(免除額:4,130円)
  • 支払の猶予

但し、免除を受けると後々受け取ることのできる年金の受給額も減ってしまうので注意が必要です。経済的に余裕ができたタイミングで「追納」をすることで免除分を支払うことも可能です。

また、昨今は新型コロナウィルス感染症などの影響により、下記のような状況も「免除」の対象として考慮してもらえるようになっています。

  • 失業等により納付が困難な場合
  • 新型コロナウィルス感染症の影響により納付が困難な場合

いずれの場合も特別催告状が届いたさいは、一括で支払いを済ませるか早急にしかるべき機関へ相談をするようにしましょう。

3.学生が利用できる納付特例制度を利用する

20歳以上でも、所得が一定以下の学生の場合は、学生納付特例制度によって保険料の納付が猶予されます。詳しい条件は、日本年金機構のホームページをご覧ください。

日本国内に住むすべての人は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務づけられていますが、学生については、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」が設けられています。

引用:日本年金機構

無視は絶対にダメ!厳しくなる取立て、差押件数も増加傾向に

年金未納で一番してはいけないのが、無視をし続けることです。

無視をし続けると年金を受け取ることができなくなるだけでなく、財産の差押の処分を受けることになります。

  • 「どうせ自分たちの老後は年金制度なんて崩壊している」
  • 「国の機関が差押まで実際するはずがない」
  • 「今まで無視してきても何も起こらなかった」

のように、軽く考えていると非常に危険です。

年金制度で以前より問題視されていた未納率の高さを改善すべく、厚生労働省は悪質な未納者への処罰を強化しています。

実際に2019年度の差押件数は9,000件を超え、主に「控除後所得額300万円以上で未納が7ヵ月以上ある方」を対象とした、払えるのに払わない人達への処罰を強化しているのが現在の状況はです。

また、支払いの「時効」(未払いが発生してから2年)を期待している人も多くいるようですが、「督促状」が届けば「時効」の効力は消えてしまいます。「黙っていれば何とかなる。」のような甘い考えは捨てましょう。

年金の特別催告状が届いたときに考えるコト

特別催告状が届いたさいに、一括支払いができないということは恐らく経済的に苦労されている方が多いかと思います。

もし経済的に苦しい状況が続いているのであれば、一度毎月の収支バランスの見直しをすることをおすすめします。

毎月支出が収入を上回ってしまっているようであれば、今後大きな借り入れなどの借金を背負ってしまうことも大いに考えられます。

一時的であれば問題ないと思いますが、根本的に支出が上回っている際は、収入を上げる、もしくは支出を減らすような動きをしていく必要があります。

どうしたら未納を解消できるかを考える

年金の催促状を受けとったら、「何か支払わずに済む方法はないか」ではなく、「今後どうしたら未納を解消できるか」ということを一度真剣に考えるようにしましょう。

未納や未払いなどはクセになると年金だけでなく、クレカの支払い、家賃の支払い等々、生活に関わる様々なシーンで当たり前になっていってしまいます。「何とかなるか。」という甘い考えは捨てましょう。必ず請求やツケはあなたの元に回ってきます。

未納や未払いを解消するための方法はシンプルです。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす

【収入を増やす動きをする】

収入を増やす手段として本業以外に副収入が入ってくるよう、本業+αの副業をすることです。

シンプルに休日に短時間のアルバイトをしてもいいと思います。本業にバレる恐れがあるようであれば、源泉徴収を自身で申請できるような仕事を探してみましょう。

例えば、クラウドワークスであればパソコン1つで自宅でできる様々な仕事を募集しています。手段は無限にあります。まずは探す努力から初めてみましょう。

【支出を減らす努力をする】

収入を増やす努力をする一方、支出を減らす努力もしていきましょう。一番に見直すべきは月々の固定費です。

  • 携帯代は使い切れないプランに入っていないか。
  • あまり使わないサブスクに登録していないか。
  • 電気代、ガス代など会社をまとめることで安くする。

などがあります。また、借入残高が残り僅かの借入れなどは、可能であれば一括返済をしてしまいましょう。利息も積みあがると結構な額になってしまいます。

普段の収支を見直すことで思わなぬ無駄遣いに気づいたりできます。新しいことを始めることで気分転換や自分の新たな才能や趣味に出会える可能性もあります。是非、一度自身の現状を見直してみてください。

詐欺には注意

「日本年金機構」と似たような名前を名乗っての詐欺が横行をしています。

例えば、国民年金機構や厚生年金機構など、存在しそうなそれらしい組織名を名乗り、支払いの要求等をしてくる悪徳な業者もでてきています。

日本年金機構からの正式な委託業者であれば、日本年金機構が発行した身分証明書(徴収職員証)を必ず提示します。

怪しいなと感じたさいは、すぐに警察に相談をするようにしましょう。ATM操作を指示したり、現金を渡すよう指示してくるようなことがあれば注意をしてください。

まとめ

日本年金機構から届く特別催告状は、緊急性に応じて[青<黄<ピンク・赤]と色分けされています。

ピンク(赤)の特別催告状が届いたさいは、早急に支払いをする。もしくは支払いができないのであれば、最寄りの年金事務所や役所の年金窓口に相談をしましょう。

相談をすることで、「分納」や所得に応じたは支払いの「猶予」や「免除」といった申請を行うことができます。

ピンク(赤)の特別催告状が届いても何も対応をしないと、[最終催告状⇒督促状⇒差押予告通知書」といった順に書面が届き、最終的には老後の年金を受け取れなくなったり、自身やその家族(世帯主や配偶者)を含めた財産の差押といった処罰をされてしまいます。

年金の支払いは国民の義務であり、放っておいてどうにかなるものではありません。必ず何らかの対応するようにしましょう。

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